駿府公園の紅葉山庭園のお茶会に行ってきました。

駿府公園の紅葉山庭園で、煎茶のお茶会が行われ、ビーバー隊は、カブ隊のお兄さんたちと一緒に、お茶会に行ってきました。初めて入る紅葉山庭園の中。スカウトたちよりもお母さんたちのほうがちょっと緊張していたみたい。でも、いつもとちょっと違う場所での活動に、ビーバースカウトたちもやっぱり緊張していたみたい。もう少しでお茶室・・・。というところまで来たら、｢僕帰る。｣｢あ、私も帰る。｣なんて言い出すスカウトたち。なんとか隊長の言葉に励まされながら、お茶室の中へ。

｢秘密基地みたいだね。」というカイチくんの言葉。狭い部屋の中に入って、ちょっとドキドキ・・・。
「平成の売茶翁」こと葉桐育成会長からお茶を淹れてもらいました。「うん、苦い…。」と言いながらも、しっかりと飲み干すビーバースカウトたち。お茶の葉っぱの香りをかいだり、淹れた急須の中のお茶の香りをかいでみたり。普段は匂いを嗅いだりしたことあるのかなぁ?｢あ、いい匂い…。｣と言いながら、お茶の香りの良さを体験することができました。おいしいお茶の後は、おいしいお茶菓子の味噌饅頭をいただいて「ぱくぱく…。」だんだんくつろぎ始めたようで、少しずつおしゃべりも笑顔も見せてくれました。

今回のプログラムは、自分たちが暮らす静岡の大事な産業の一つであるお茶を、これまで以上に身近に感じることでした。お茶を飲んで、くつろいでいるスカウトの心の中に、｢お茶っていいなぁ。｣「もっと、お茶が好きになったよ。」という気持ちが育ってくれたらと思っています。そして静岡のことを好きになったり、誇りに思えるスカウトたちになってくれたらと願っています。