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活動報告:カブスカウトスカウト

くま追い出し

カブスカウト

本来9月は新年度の開始ですが、静岡22団は10月が総会と言うことと、隊長が8月の後半に海外出張があったりと言うことで、くまの追い出しを9月に実施しました。

前半はクリア章の最終チェック、後半は買い出してきた総菜をおかずに、みなで楽しく夕食会としました。このメンバーで集合して活動するのはこれが最後です。

来月からは新しい面々での活動が始まります。上進する仲間、残念ながらカブ隊でスカウト活動を一旦休止する仲間、他の団に転団する仲間、道はそれぞれ違うけど誓いを立てたら死ぬまでスカウト、死してもスカウト。三指の敬礼でスカウトの心を忘れずに歩んでいこう。

22団のカブ隊くまスカウト総勢6名からBS隊には3名(男子2名、女子1名)の上進が確定。BS隊に行って、ますます磨きを掛けて成長してくれることを隊長は祈っていますヨ。

1年の総集編は夏キャンプ!

カブスカウト

台風接近に伴い実施かキャンセルかの判断をぎりぎりまで迷わせられた今年の夏キャンプですが、台風その規模にも関わらず、活動中は最終日のラジオ体操の時間を除いて、天候には比較的恵まれたキャンプでした。

【1日目】
いつもの活動場所である瑞光寺に集合。マイクロバスの後ろ3列は荷物でぎっしり。食堂タープ、テーブル、LPガス、五徳、調理器具に鍋や鉄板などなど前日に隊長が一人で積み込みしました(裏方作業も大変なのよ^^;)というアピールはさておき、バスに乗車してみんなでGO!新東名高速道路を進む間にも雨がふることも有り、不安を払拭出来ません。

今回のキャンプは静岡県が運営する富士山こどもの国です。到着時もぽつぽつ雨。宿泊施設であるパオまでマイクロバスで乗り入れたいところですが、リアカーで運んでくださいと言うことで、リアカー数台を動員してスカウト共にえっさほいさと荷物を運びました。

開会式、注意事項と言ってるところに草原の国の国王が登場!どうやら不法侵入者と思われたようですが、事前に寺田副長から案内のあった「勇者の求人広告」を見て来たことを説明すると、勇者の試験に合格しなければいけないと言うことで隊長はその試験を委託されました。

ということで、荷物をパオにしまうのもそこそこに、草原の国が見渡せる丘の上で様々なゲームを行い、全員が試験に合格したのを見届けてから夕食の準備に取りかかりました。

夕食はカブ隊名物のカレー。ちなみにご飯は、今回から飯盒炊爨はやめて、BS隊の前田隊長からかつて教えてもらった「ハイゼックス」を使った炊飯に切り替えました。これは、大きめのハイゼックス(写真を印刷すると印画紙を入れてくれるサラサラの樹脂の袋)に米と水を入れて口をしばった状態にして、それを熱湯で30分、出来上がりというお手軽な方法です。基本的に熱湯状態に維持するだけで、30分経てば芯も焦げもない1粒も無駄にしないふっくらご飯が出来上がりです。

夜は草原の迷宮で肝試し。二人1組でルミカライトに照らされた迷路を進み、途中にあるヒミツのメダルをゲットしてくると言うもの。心地よいそよ風が吹く中、富士山のシルエットを見ながら肝試しを敢行しました。さあ、明日はいよいよ水の国に冒険。

【2日目】
朝4時頃からワイワイと遊ぶスカウトの声、おいおい、まだ寝てる人もいるのでパオから出ちゃダメだよという隊長からの注意。スカウトはなんでこんなに元気なのよ?(笑)

気を取り直して6時起床、6:30ラジオ体操。雲行きは怪しいものの天候はまずまず。朝ご飯は昨夜同様ハイゼックスご飯に味噌汁、ベーコンゆで卵です。食べ終わってからパオ内の整理整頓、スカウトの体調チェック。そして9時からは昨日国王より託された水の国の女王への密書を届けるミッションに出掛けます。

途中、山賊と出会い山賊からチャレンジされますが、どの組も無事にクリア。水の国の女王はすぐそこに見えているのに入口で兵隊に行く手を阻まれます。でもどうやら水の国だけあって、陸地だけではなく自らのアプローチも出来そうです。ということで早速スカウト達はイカダ作りに挑戦!デンリーダーさんも恐る恐る覚悟を決めてスカウト達と一緒にイカダでGO!女王には無事密書を届けることができ、女王からの返信を準備する間水の国で遊んでいくことを許可してもらいました。(女王様は一部スカウトからお姫様と呼ばれ、えらくご機嫌が麗しいようでした(笑))

朝自分たちで作ったカブ弁でランチ。終わったら魚釣り、釣った魚を炭焼きにしてデザート(?)にします。水遊びもそこそこに女王からの返信が出来たのでそれを受け取って、帰りは全員で草原の国に戻ります。

草原の国で待っていた国王に女王からの返信を届けて今回のミッションは無事完了!残りの時間を楽しんでいくように草原の国王からも許可され、台風が運んできた涼しい風を楽しみつつ、夕食の準備に取りかかります。

夕食はなんと大鍋ラーメン!大きな鍋にインスタントラーメンが20数袋。圧巻です(笑)。野菜炒めをのせてみんなで頂きます。インスタントラーメンも大自然の中で食べるとおいしいね。

夜のキャンプファイアは、風が強すぎると言うことでファイアではなくガスランタンの火を使って楽しむことにしました。

指導者の歌、スカウトのスタンツ、保護者ボランティア定番のUFOのアレ、手遊び、歌遊びなど楽しい次官はあっという間。将来スカウト達が大人になったときにこのキャンプファイアやキャンプのある瞬間の思い出がいつまでも思い出されて、「隊長、あのとき楽しかったよ」とスカウトとお酒を酌み交わすのが隊長の今の夢だったりします。

キャンプファイアも最後は厳かに終了し、スカウトはそれぞれのパオへ。オヤスミ、明日は撤収だ。

【3日目】

早朝から激しい雨音で目が覚めます。そう、台風による大雨襲来。パオは基本的に布一枚で内外を隔てて
いるだけなので、雨音はもろに室内に音が届いてきます。さすがに屋外でのラジオ体操は無理と判断。
大きめのパオに集合してラジオ体操します。と、ラジオ体操が終わる頃には雨も小康状態に。朝ご飯の準備に取りかかります。

最後の朝ご飯のメニューは、牛乳パックで調理するホットドッグです。最後はお手軽に、お片付けも
簡単なメニューで時間短縮です。

朝食後は、パオ室内の清掃、忘れ物チェック、そしてお世話になったキャンプサイトの清掃を行います。

閉会式もパオ室内を覚悟していましたが、なんとか屋外で出来そうなので敢行。荷物は乗用車で来た
保護者の自家用車を使ってマイクロバスに往復することで雨が降る前に積載完了。閉会式を終えて
キャンプサイトに祝声、うぉう、うぉう、うぉ〜っ!駐車場まで10分弱を歩いて、マイクロバスに
乗ろうというまさにその時に土砂降りの雨!いや〜、危機一髪、今回は皆の普段の行いが良いせいか
ホント、天候には祟られることなく無事にキャンプを終えることが出来ました。

くまスカウトにはこれが最後のカブキャンプ。カブ隊での良い思い出が出来たかな?
帰り道中も何事もなく瑞光寺まで戻りました。

キャンプ中に色々とご協力頂きました保護者の皆様には感謝申し上げます。ありがとうございました!

7月は地元静岡を通る東海道のハイキング

カブスカウト

7月は静岡市と藤枝市をむすぶバイパスの途中にある宇都ノ谷峠付近のハイキングを楽しんできました。

当然ここは旧東海道で参勤交代で行列が通った街道の一部でもあります。そのことを念頭に、前半は結構険しい山道を進んでいきます。

と、「鬼出没注意」の看板が!隊長と副長2名が下見をした際にはイノシシの親子に遭遇しましたが、なんと今回は鬼に出くわすのでしょうか?

峠のあたりでは尾根沿いに進むと満観峰まで続いているようで看板も見られました。峠が丁度 市の境目でこっちが静岡市、あっちが焼津市となっているようでした。

途中、旅人に遭遇してなにやら暗号をもらいます。旅人は疲れて前に進めないようなのでスカウトがその思いを遂げてあげるべく、暗号を解いて前進します。

山のエリアを抜け、そして一行は明治のトンネルへ。ここは明治時代に掘られたトンネル。当然自動車など今の時代ほど走っていないのでトンネル自体は基本的に人間が通れるほどの大きさです。煉瓦造りのせいか、トンネル内部でも声が響かないのが不思議ですね。

そしてかつての宿場町で会ったエリアに。途中で「石川家」を左手にみながらお寺を目指します。石川家は、1590年に北条征伐の帰途立ち寄った豊臣秀吉が羽織を与えたことから「お羽織屋」と呼ばれるようになりました。後に徳川家康公も訪れ、記念に茶碗を残しました。

そして、暗号文のゴール、慶龍寺に到着。ここは昔ながらの言い伝えがあり、それが
今回の鬼出没の標識になっているのでした。

 

「宇津の谷の北にあった梅林院の住職が難病にかかり、小僧に膿血を吸わせるうち、その小僧は人肉の味を覚えてしまい、ついに人喰い鬼となり、峠に棲みついてしまう。旅人は鬼を恐れ、峠に人気の絶えた860年頃、東国下向途中それを知った藤原業平が、野州素麺谷の地蔵尊に鬼神降伏を祈願したところ、忽ち地蔵尊は遊歴の僧となり、この地に出現。鬼神との問答の末、極小の形となり掌に乗ってみせよと言うと、鬼は忽ち小さな玉となって僧の掌に乗ったので、すかさず僧が杖で打つと、十粒にくだけ、僧は一口に呑み込んで化度してしまった。これ以後菩薩はこの地に留まって峠を守り、十団子を道中安全だけでなくすべての厄除けとした。」
http://www.m-mizoguti.com/ito/10dango2.html

ここからスタート地点の道の駅を目指してゴール!今回も楽しい活動でした。

6月は海釣り!

カブスカウト

カブ隊の6月の活動は沼津の海まで出掛けて海釣りを行いました。今回はBS隊のお兄さん達と一緒です。どっちが沢山釣れるかな?

今回で掛けたのは沼津市の静浦漁港、マイクロバスに乗車してみんな揃って出掛けました。

静浦漁港は魚影の濃さ、釣れる魚の種類が豊富なことで知られている伊豆半島でも有数の釣り場所です。常連さんは皆堤防で釣っていますが、堤防は高さがあるため今回は、水面からそれほど距離もなくカブスカウトでも釣りやすい港の中を選択しました。

今回は餌釣りではなくサビキ釣り。これは、餌に似せた毛針のような物が1つのハリスから5〜6本出ている物で、うまく釣れば2〜3匹一気に釣れるというもの。しかも餌の付け替えが不要なのも便利な反面、一度絡まってしまうとほどきにくいというデメリットもあります。

さて、カブスカウトの面々、仕掛けを持参した釣り竿にセットして、早速釣り始めます。と、いきなり釣れたのはうさぎスカウトのノア君!まずは彼の歓声が釣り場を盛り上げてくれました。

そして次々と釣り始めるスカウト達。竿頭(さおがしら、一番沢山釣った人)はしかスカウトの康佑君で39匹!一番少なかったスカウトでも11匹という健闘ぶりでした。釣れたのはさばの子供でその場で隊長から教えてもらった、はさみを使った簡易さばきで内臓とエラを出して処理。持ち帰って素揚げ、唐揚げにして食べるとおいしいんだよね。

あいにくの天候でカッパが必要でしたが、納竿(のうかん、釣り竿をしまうこと=釣りはおしまい)の頃には雨も上がって、みんなで海を眺めながら持参したカブ弁(おにぎり)を頬張って海をあとにしました。自然の恵みに感謝、また釣りに来よう!

[指導者向け教訓] お互い横の距離を保つ(スカウト同士の釣り糸の絡まりが頻発。なぜか寄り合って釣るスカウト達、隣と2メートルは空けたいです。また、スカウトの釣り竿はせいぜい2.7m程度まで。長すぎる竿を持参したスカウトは使い慣れてないせいもあり難儀していました。

5月の活動は「静岡夏の陣!」

カブスカウト

5月の活動は水風船を使って相手の「陣地の旗」を獲りに行くというゲームを行いました。

各組対抗で段ボールを使って防御壁を作りつつ、水風船で相手の陣地の旗を濡らして破るというもの。各組同じ条件ですが、オプションで水風船の追加、段ボールの追加、バケツ大砲の追加など選択が出来るようにもしました。一組二組共に段ボールと水風船を追加、三組は水風船とバケツ大砲という選択をしましたが・・・。

時は戦国時代、南蛮より渡来した「フランシスコ」が将軍に献上した「ミズフウセン」なる武器を見た将軍様、スカウトにこれを使って戦ってみよと命じたのが今回のシナリオ。

いつものゲームと違って走り回って相手を攻撃、旗を狙って濡らして破るという体をフルに使うゲームでしたが、今回一番輝いていたのはいつもエネルギーの塊であるひかる君でした!

今回は2回戦行いましたが、一回目は残った旗の面積に大きな差が出たので点数にも差が出ましたが二回戦目はコツを飲み込んだスカウトが見事に旗を守り点数も僅差でした。ちなみに一回戦目はやたらめったらのぶつけ合いで、これはこれで見応えありましたよ(笑)。

残った水風船の数、残った予備よろいの数、無事に残った旗の面積を数値化して合計得点を競い合いました。最後はミズフウセンが残ったので、恨みっこ無しでぶつけ合いしてこ〜い!と言う号令と共に、同じ組のスカウト同士でぶつけ合いしてるのはご愛敬(笑)。

最後はもちろんゴミ拾い。隅々までくまなく遊ばせてくれたフィールドをきれいにして段ボールも保護者の方々に分散して持って帰って頂き、今回もたのしく無事に集会が終わりました。

反省点とするなら、ミズフウセンは前日に隊長と副長が2人がかりで420個内職するのでは無く組集会の時に各組に作らせるように段取りしておけば楽だったし、スカウトの意識も高まったかなと言う点でしょうか。

指導者も日々成長。次回もまた楽しみましょう!

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このホームページ上のスカウト運動に関する事項は、ボーイスカウト日本連盟ホームページ掲載「ボーイスカウト関係のホームページ開設」に沿って、川村悦子(ボーイスカウト静岡第22団ベンチャー隊隊長)info@shizuoka22.org の責任のもとに掲載しています。(メアドは@マークを小文字@に変更してご利用ください)

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