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11月の隊集会は他地区との合同隊集会だ!

秋雨前線の接近で危ぶまれた天候も、元気なスカウト達の日頃の日頃の行いが良いせいか、何とか持ちこたえてくれた11月4日、大井川3団、焼津4団・5団、そして我が静岡22団の合計4団、ビーバースカウトと
カブスカウトの合計36名、そして指導者保護者を含め70名超が集まる大規模な合同隊集会を実施しました。

今回の企画は、今年5月にウッドバッジ研修所で一緒の「組」になった焼津5団の増井さん、大井川3団の冨田さん、そして静岡22団の徳澄が発起人となり、半年誓い時間を掛けて構想から企画、そして当日の実施までをリードしました。

場所は、焼津市一色野外活動センター。ここは、福祉老人センターと併設の施設で、炊飯棟があるだけの簡単な施設ですが、広場あり、松の林があり、お手洗い、水場、そして海岸も目の前にある等、とても使い勝手の良さそう場所です。

朝9:30の集合時間に次々と集まってくる中、焼津5団は前日からの団キャンプで、すでにランチのポトフ、焼きそば作りの準備を始めて頂いてました。受付をして、各自の名前が分かるように名札をぶらさげ
10時にはいよいよ開会式です。隊毎に整列という案もありましたが、せっかくの大人数を体感してもらいたいと言うことで、国旗を中心にU字体形で集合しました。

国旗儀礼、そして大きな声で「旗あげの歌」を歌い、そしていよいよ朝のプログラムの開始です。

最初は、22団には恒例の「だるまさんゲーム」。しかし、このゲーム、各団共にかなりやりこんでいるようで、引っかかるスカウトがほぼ皆無。ということで、アイスブレークのプログラムをどんどん進めます。つぎは「森の木、森のりす」。これで、どんどん自団以外のスカウトとの交流の状況を無理矢理作ります。かなり打ち解けてきたところで、全員がまた輪になって歌いながら、隊長が吹いた笛の数のグループを作るゲーム。ある程度ばらばらに混ざったところで、今回の組分け完了です。

1組が7名でそれが5組出来上がりました。(1部8名の組も)。つぎは組内でのアイスブレーク、ということで「くまが出た!」。ルールは角と長くなるので割愛しますが、みんなゲラゲラ笑いながらたのしんでくれたようです。

そして、更に組の結束を固めるための「他己紹介」。隣同士のスカウトで45秒間自己紹介をして、その後自分が紹介された相手をみんなに紹介してあげるという即席キムス的な要素を盛り込んだゲームです。

そして午前中最後は、帽子神経衰弱。36人分の帽子をブルーシートの上に全部ごちゃ混ぜにして並べます。ヨーイドンで、各組リレー方式で自分の帽子を探します。単純なゲームですが、皆一生懸命。

最後に各組毎の記念撮影をしてランチです。焼津5団さんのリーダーと保護者の皆様が作ってくれたポトフに焼きそば、そしてスカウト各自でパンに具材を挟み込み、最後にアルミホイルで包んで牛乳パックの中に。牛乳パックに火をつけて、消えればホットドッグの出来上がりです。焼きそばには、数の余裕があったようでおかわりしている腹ペコスカウトが何人もいたようでした。

そして午後のプログラム。午後は前半と後半に分かれていますがスカウトはそんなこと知るよしもなし。前半は明確な組対抗のゲームです。まずは、「やかましい納屋」。保護者の安全確保をした上で、今回の
参加者が駐車しているスペースに「コロボックルが隠した」お宝を見付けるゲームです。必死になって探すスカウト達の競争心むきだしの姿勢がとても生き生きしていました。

前半は後3つゲームを準備していたのですが、コロボックルのお宝が難しい場所に隠されていたようで、2つほど実施をあきらめました。つぎは「島で生き残り」。これは定番の、新聞紙の上に全員が乗っかって
じゃんけんして負けたらワニが島を食べていくというもの。皆がキャーキャーと楽しんでいるところに突然・・・。

なんと海賊の一味が登場!そうです、ここから後半の始まりです。

海賊の一味はスカウトや隊長に散々絡んだ挙げ句、林の方に消えて行きました。そこに、1人の若くない「若者」が登場(笑)。どうやら海賊に宝を取られてしまったようです。「たがいに助け合う」スカウトは
この若者を助けることにしました。

まずは、若者が「魚に食べられてしまった」という暗号分を回収すべく魚釣り。ビーバーもカブも苦労しながら一生懸命釣り上げて、全員成功!

どうやら組毎に暗号分が違ったようで、デンリーダーさんが各組を色違いのバンダナの海賊が行った方向に連れて行き、後半のゲームが開始です。

後半は、5カ所で一斉に5つのゲームが進行。1カ所で15分、そして終わったら各組が一斉に次のゲームへと移ります。こうすることで、スタート時間の差をつけることなく、5組分のゲームが一斉に終了する
予定でした。が、実際には早い組と遅い組があり、結構後ろに押してしまいました。

5つのゲームは互いに見えにくい場所に設置、それぞれスカウトの協調性や体力、記憶力などを駆使するスカウトらしいゲームを展開しました。簡単に紹介すると、「玉よりも速く」は短く切った樋(とい)を
スカウト1人1人がもち、その上をボールを転がしてゴールまで運ぶというもの。全ての樋を繋げてもゴールまで届かないので、スカウトが移動しながら協力しないとゴールできないゲーム。「島から島へ!」は
限られた大きさの板をスカウトが各自+1枚持って、ブルーシートの海を全員が渡るゲーム。「クジラの噴水」は、1x2m程のブルーシートに載せたボールを、スカウトがブルーシートを駆使して、離れた場所にいるスカウトにクジラの噴水のように投げます。それをスカウトが受け取るゲーム。「ミリオンスプーン」は柄杓にボール入れて、イライラゲームのように各関門をクリアしてその時間を競うゲーム。「くもの巣」は、張り巡らされたくもの巣にあたらないようにしながら、地面に落ちている点数カードを拾ってその合計を競うゲーム。各ゲームには、最初に登場した海賊1人1人が担当として張り付いており、ゲームをクリアした組には暗号分を渡して、次のゲームに向かうように指示していました。

最後のゲームをクリアしたところで、海賊はお宝箱をスカウトに渡します。しかし、鎖が巻かれて鍵が掛かったまま。それをまた隊長の待つ広場に持って帰ってきたところに、海上保安官が登場。海賊退治のために海賊の特徴を書いて欲しいと依頼されます。海賊の人数、各海賊の特徴、そして会話した内容などを書きます。これはもちろん後から点数をつけるための1つの要素です。

再度若者が登場。お宝箱の鍵は、海賊の親分が持っているとのことで各組が、箱の裏に書かれているイラストに合致する数字の封筒を釣り上げるゲームをします。例えば、豆腐の絵が描かれていたら正しい封筒の数字は102、と言う具合。

最後は宝箱を無事に明けて若者に返してあげることが出来、若者は感謝して去って行きました。エネルギーいっぱいのスカウト達、ここまで体力の衰えを見せることなく元気満々でゲームに取り組みました。

最後は、得点を集計する間、スカウトには最初に海賊に出会った場所を中心に、ゴミ拾いゲーム。誰がどれだけのゴミを拾えるかを競い、そのまま閉会式に。予定よりも30分ほど押してしまいましたが、ゴミをたくさん拾った組を表彰。参加章である組毎の写真を授与、そして優勝組の発表と優勝章として手作りブレスレットを授与。最後は全員で元気よく「光の路」を歌って終了しました。

おまけとして、全員で「大きな仲よしの輪」をして解散しました。

最後まで全力でぶつかってきたスカウト達は、1日を精一杯楽しんで新しい仲間と過ごせたようです。

指導者側としてはクタクタになりましたが、とてもやりがいのあるプログラムでした。至らぬ点が多々あったものの、多くの指導者や保護者の方の協力のサポートのおかげで、ケガや事故もなく、今回のプログラムは成功であったと思います。是非また企画してやりましょう。

ありがとうございました。

このホームページ上のスカウト運動に関する事項は、ボーイスカウト日本連盟ホームページ掲載「ボーイスカウト関係のホームページ開設」に沿って、川村悦子(ボーイスカウト静岡第22団ベンチャー隊隊長)info@shizuoka22.org の責任のもとに掲載しています。(メアドは@マークを小文字@に変更してご利用ください)

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