3月25日(日)
静岡第22団カブスカウト隊 隊集会
「ゆうきの森へ行ってみよう」活動内容:遊木の森までハイキング、救急法の勉強、火起こしに挑戦
雨続きだった空模様も集合したときにはすっかり晴れ上がり、素敵なハイキング日和に恵まれました。今日も第22団のカブスカウト隊は元気よく10名が集合。今回の集合はいつもの瑞光寺ではなく県立美術館でした。
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朝から元気よくカブスカウト隊の歌を歌い、朝の挨拶を済ませてから元気よく遊木の森に向けて出発!途中までは住宅地を抜けてのハイキングでしたが、途中からは未舗装の道を川沿いに歩いて行きました。まだ、新緑には早く空気も少し肌寒いくらいでしたが、どんどん歩いて行くと体が温まりました。さすが元気なカブスカウト!
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およそ1時間程度歩いたでしょうか。若干の登り道が続きましたが、無事に遊木の森に到着。そこには前の晩からキャンプをしていた同じく静岡22団のボーイスカウト隊が、「本部の火」を守りつついました。火を使いながらの活動をするボーイスカウト隊はさすがお兄さんという感じでしたか?やがて、カブスカウトのみんなもボーイ隊に上進してこうしてキャンプもこなすようになっていくことでしょう。今から楽しみですね。
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到着してからは、誰から言い出すともなく火起こしチャレンジが始まりました。みんな交代で「ゴシゴシ」「ゴシゴシ」。「あっ!煙が出てきた!」「火の匂いがする!」という言葉に興奮したカブスカウト隊、途中で 「がんばれ~」と応援しに来てくれたボーイ隊の応援もむなしく、種火の採取、本格的な炎にまではたどり着けませんでした。今の便利な世の中では、マッチやライターなどで簡単に火をつけることができますが、太古の人々は本当に苦労していたんだろうなあ、ということを学んだだけでも収穫でしょう。
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それからデンリーダーさんによる、救急法のお勉強。怪我をして血が出たらどうするか?場所によっても血を止める方法が違うんだよね。そんな学んだ事が使わない方がいいに決まっていますが、いざというときのために知っておいた方がいいに決まっています。「そなえよつねに」です。
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そろそろお昼の時間が近づいてきました。今日はおにぎりだけのカブスカウト弁当、通称「カブ弁」に加えてなんと温かい味噌汁が付きます。本来であれば火起こしチャレンジで起こした火をたき火にして、お湯を沸かす予定でしたが今回はボーイ隊の「本部の火」をお借りしてお湯を沸かしました。隊長が持ってきてくれた、インスタント味噌汁を各自が持参したお椀に作って、「いただきます!」。青空の下、温かい味噌汁はカブ弁には最高のお供でした。おいしかったね。
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食後は、エネルギーをもてあましているみんな、好き好きに遊びます。野原を駆け回って鬼ごっこする子、井戸のポンプで必死に水をくみ上げて、貯水タンクに移している子など、「危ないから」「濡れるから」と注意されるわけでもなく元気いっぱいに遊び回りました。
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楽しい時間はあっという間。14時になったので片付けをして、帰路につきます。帰りは大きくばらけないようにルールを作って楽しみながら、下り坂なのですいすいと歩き、県立美術館に到着。始まりと終わりは、行儀良くけじめをつけるべく、整列して隊長から話を聞きます。今回は、お父さんの転勤の関係で、4月から引っ越してしまうお友達、わかなちゃんのこれまでのビーバースカウト、カブスカウトでの活動を表彰して、みんなでお別れしました。引っ越しても、カブスカウトの活動を続けてね。そして日本ジャンボリーの会場でまた会おう!
面白くて元気いっぱい体を動かして、くたくたになったけど楽しかったね。次回は、静岡祭りで募金活動だ!次回また!
(報告:(仮免)副長 徳澄)